OpenAIは5月13日に「GPT-4o」をリリースしました。このバージョンはAIがより人間らしく振る舞うように設計されており、より速く自然な会話を実現します。いくつかの新しい機能や改善点がありますので、以下に主な機能をまとめてみたいと思います。
GPT-4oの解説
そもそも、GPT-4oの「o(オー)」ってなんだろう?
調べてみると下記の記事にてこのような解説を見つけました。
ChatGPT の新バージョンを発表しました。 OpenAI は ChatGPT の新バージョンを 4o と呼んでいます。「o」は「すべて」を意味する結合語である「オムニ」を表しています。
OpenAI Announces ChatGPT 4o Omni
OpenAI announces ChatGPT 4o (Omni), a new version that inputs and outputs in voice, images and text
やす丸
「omni(オムニ)」はラテン語でomnis(すべての)より、「すべての」を意味する接頭辞なんですね。
GPT-4oの新機能と改善点
- 多言語対応の強化:
- より多くの言語に対応し、翻訳や多言語間でのコミュニケーションがよりスムーズになりました。
- 日本語を含む複数の言語での自然な会話が可能です。
- 高度な自然言語処理:
- より複雑な質問や指示に対応できるようになり、文脈を理解した回答が可能です。
- 論理的な推論や長い対話の中での一貫性が向上しています。
- 学習および指導機能:
- 学習支援ツールとして、特定の分野やスキル(例えばグラフィックデザイン、プログラミングなど)の学習をサポートできます。
- 個別の学習プランを提供し、進捗を追跡することも可能です。
- マルチモーダル機能:
- 画像やテキストを組み合わせた入力や出力が可能です。
- 画像の説明や編集指示など、ビジュアルコンテンツに関連するタスクをサポートします。
- 対話のカスタマイズ:
- 個別のユーザープロファイルに基づいて対話をカスタマイズし、よりパーソナライズされたアドバイスや情報提供が可能です。
まとめ
これらの機能により、ChatGPT-4oはさまざまな場面での利用がさらに広がり、ユーザーのニーズにより柔軟に対応できるようになっています。さらにOpenAIは、これらの機能を今後数週間で全ユーザーに展開する予定だと発表しており、より多くのユーザーを満足させることでしょう。
しかし注意も必要で、AIアシスタントが感情を模倣する能力に対しては、説得力があり依存性が高くなる可能性があるため、倫理的リスクへの懸念が高まっているという見立てもあるそうです。
これからさらなる進化を遂げるAIですが、私たちはそれを有効活用し自身の生活をよりレベルアップしていかなければならないです。振り回されるのではなく上手に扱う方法を身に着けていきましょうね。
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