こんにちは、これやすです。
ChatGPTを使っているとき、AIの答えをより正確にする方法を紹介します。
質問の仕方、いわゆるプロンプトをちょっと改善するだけでアウトプットが格段に良くなります。
簡単なワードだけに覚えておいて損はないでしょう。
それでは紹介します。
よく聞く”体系的に”とは
よく見るプロンプト文に”体系的に”と書かれていることがあります。
”体系的に”とは、ある事柄や分野について一貫した方法や論理に基づいて整理し、構成することを意味するそうです。
具体的には、以下のイメージ。
- 計画性: 目標や目的を明確にし、それを達成するためのステップや手順を事前に計画します。
- 一貫性: 一度設定したルールや方法を途中で変えず、一貫して進めることです。
- 整理・分類: 情報やデータを整理し、関連性や重要度に基づいて分類します。
- 段階的アプローチ: 簡単なことから始めて、徐々に複雑なことに取り組むステップバイステップの方法をとります。
- フィードバックと調整: 進捗状況を定期的に評価し、必要に応じて計画や方法を調整します。
”体系的に”以外にも質問の仕方やアプローチにおいて、有効な文言がありますので紹介していきます。
プロンプトに有効な文言10選
1. 「具体的に」
詳細な情報や具体例を求めることで、より明確で実用的な回答が得られます。
- 例: 「具体的な手順を教えてください」「具体的な事例を教えてください」
2. 「簡潔に」
短くて要点を押さえた回答を求める場合に有効です。
- 例: 「簡潔に説明してください」「要点だけ教えてください」
3. 「ステップバイステップで」
段階的に進む方法を求めることで、学習やプロセスの理解がしやすくなります。
- 例: 「ステップバイステップで教えてください」「手順を順番に教えてください」
4. 「背景を教えて」
ある事柄の背景や理由を理解するための質問です。
- 例: 「この理論の背景を教えてください」「なぜこの方法が有効なのか教えてください」
5. 「応用例を教えて」
理論や方法の実際の適用例を求める場合に有効です。
- 例: 「この技術の応用例を教えてください」「実際の事例を教えてください」
6. 「比較して」
異なる選択肢や方法を比較して理解を深めるための質問です。
- 例: 「AとBの違いを比較してください」「異なるアプローチを比較してください」
7. 「視覚的に」
図やグラフなどの視覚的な情報を求める場合に有効です。
先ほどのPythonとRの比較を視覚化したらどうなるのか、気になったので依頼しました。
- 例: 「図で説明してください」「グラフを使って説明してください」
8. 「最新の情報」
最新の研究やトレンドについて情報を得るための質問です。
実際にサイトを検索してくれるので情報源も安心です。
- 例: 「最新の研究結果を教えてください」「最近のトレンドを教えてください」
9. 「リスクと利点」
特定の方法や選択肢のリスクと利点を評価するための質問です。
より明確になって、取捨選択がはかどるかと思います。
- 例: 「この方法のリスクと利点を教えてください」「この選択のメリットとデメリットは何ですか?」
10. 「サマリーを教えて」
長い文章や複雑な情報を短くまとめて欲しい場合に有効です。これは非常に便利。
今までの記事制作の内容をサマリーにしてもらいました。
- 例: 「サマリーを教えてください」「概要を教えてください」
使用する際の注意したい点
曖昧な質問
質問が漠然としていると、具体的な回答を得るのが難しくなります。
明確で有用な情報が得られないことがあります。質問を具体的かつ詳細にしましょう
一度に多くの情報を求める
一度に多くの情報を求めすぎると、回答が冗長になったり、重要なポイントが埋もれることがあります。
情報の消化が難しくなるため、質問を分割して段階的に情報を求めるようにしましょう。
前提条件を省略する
必要な背景情報や前提条件を省略すると、正確な回答が得られないことが多々あります。
誤解や不適切なアドバイスにつながるため、質問に必要な背景情報を事前に伝えておきましょう。
結論を急ぐ
結論だけを求めると、プロセスや理由が理解できないことがあります。
結論だけでなく、その理由やプロセスも尋ねるとよいでしょう。
主観的な質問
質問が主観的すぎると、回答が偏る可能性があります。
バイアスがかかった情報がアウトプットされる可能性があるため、客観的な事実やデータを基にした質問を心がけるようにするとよいでしょう。
以上、覚えておくと楽になるプロンプト10選でした。
他にも便利なプロンプトは様々ありますが、この内容を使える用になると、アウトプットがよりレベルアップすること間違いなし。ぜひ使ってみてくださいね。