イラレでバナーやチラシを作るとき、一番時間がかかるのって「テキスト」じゃないですか?
デザインのレイアウトはサクサク決まるのに、キャッチコピーだけで1時間……なんてこと、自分はしょっちゅうありました。
そこでChatGPTを使ってみたら、その1時間が5分になりました。正直、びびりました。
今回はその実体験を、使ったプロンプトごと全部公開します。
この記事でわかること
- イラレのテキスト作業でChatGPTが使える場面
- 実際に使ったプロンプト(コピペOK)
- 1時間 → 5分になったリアルな体験談
- 向いてる作業・向いてない作業の本音
イラレのテキスト作業、地味につらくない?
デザインってビジュアルの仕事と思われがちですが、現場ではテキストを考える時間がめちゃくちゃ長いんです。
たとえばこんな場面。
- バナーのキャッチコピーを何パターンか出してクライアントに見せないといけない
- イベントチラシのメインコピーが「なんか弱い」と言われて詰まる
- 同じ意味でも言い回しを変えて数種類のA/Bテスト用テキストが必要になる
ビジュアルは直感で動けるのに、言葉は「うーん……」と固まってしまう。
デザイナーあるある、だと思います。
実際にやったこと——ChatGPTをどう使ったか
自分がやったのはシンプルで、「ChatGPTにキャッチコピーの候補を大量に出してもらう」だけです。
ポイントはプロンプトに「条件」と「雰囲気」を両方入れること。
ふわっと「キャッチコピーを考えて」だと普通の答えしか返ってきません。
▼ バナー用キャッチコピーで使ったプロンプト
実際に使ったプロンプト(コピペOK)
以下の条件でバナー広告のキャッチコピーを10パターン考えてください。
【商品・サービス】○○(ここに内容を入れる)
【ターゲット】○○世代の○○な人
【トーン】親しみやすく、背中を押す感じ
【文字数】15〜20文字以内
【NG表現】「最高」「No.1」などの誇大表現は使わない
これを打ち込んで送ると、10パターンが30秒で出てきます。
そこから「これ好き」「これはないな」と選ぶだけ。
あとはイラレにペーストして、フォントや大きさを整える。それだけです。
▼ イベントチラシで使ったプロンプト
格闘技イベントのチラシを作ったとき、「エモいコピーが欲しいけど言葉が出てこない」状態になりました。
そこで使ったのがこれ。
実際に使ったプロンプト(コピペOK)
格闘技イベントのメインビジュアル用コピーを5パターン考えてください。
【雰囲気】熱量が高く、見た人の鳥肌が立つようなエモい言葉
【文字数】10〜16文字
【イメージ】映画のポスターのような、一言で刺さるコピー
【避けたいこと】スポーツ感・爽やか系ではなく、戦いの緊張感を出したい
返ってきたコピーの中に、「これ自分じゃ絶対出てこなかった」というフレーズがありました。
クライアントにも「このコピー、すごくいい」と言ってもらえた一言です。
結果——1時間が5分になった(正直レポート)
before
約 1時間
コピーを考えながらイラレで試しては消し、また考える繰り返し
after
約 5分
プロンプトを送って候補を受け取り、選んでイラレにペーストするだけ
体感ではなく本当にこのくらいの差がありました。
「考える」という一番しんどい部分をAIに肩代わりしてもらって、自分は「選ぶ」「磨く」だけに集中できる。
これがめちゃくちゃ楽でした。
使ってみてわかった「向いてる作業・向いてない作業」
何でもChatGPTに任せればいいかというと、そうでもないです。
デザイナーとして実際に使ってみてわかった本音を書きます。
✅ 向いてる作業
- バリエーション出し——「5パターン欲しい」という場面に最強
- 言い換え・トーン変換——「もっとやわらかく」「もっと力強く」が一瞬
- 詰まったときのヒント出し——「なんか違う」の壁を突破するのに使える
- エモコピー・感情に訴える言葉——意外とAIが得意な領域
❌ 向いてない作業
- クライアント固有の言葉・社内用語——文脈を知らないので的外れになりやすい
- 法律・規制が絡むコピー——薬機法や景表法は自分で確認が必須
- 「完成品」として使う——あくまで素材。最後は自分の目で選んで磨く
まとめ——今すぐ試せる手順3ステップ
長々書きましたが、やることはシンプルです。
-
ChatGPTに条件を渡す
ターゲット・トーン・文字数・NG表現を箇条書きで入れるだけ -
候補の中から「これ」を選ぶ
全部使う必要はない。1〜2個刺さるものがあればOK -
イラレにペーストして仕上げる
フォント・大きさ・色でデザイナーとしての価値を出す
AIが得意な「量産・バリエーション」と、デザイナーが得意な「選ぶ・整える・磨く」を組み合わせると、仕事のスピードが別次元になります。
ぜひ次のバナーかチラシで試してみてください。
「やってみた」報告、待ってます!


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