Codexという名前を聞くと、エンジニア向けのツールだと思う人は多いかもしれません。
コードを書く人が使うもの。
GitHubやターミナルに詳しい人が使うもの。
最初は、私も少しそういう印象を持っていました。
ただ、このブログを作り直してから実際に使ってみると、Codexは非エンジニアのクリエイターにもかなり使い道があると感じています。
もちろん、プログラミングを完全に任せるための魔法の道具ではありません。
でも、記事を書いたり、ファイルを整理したり、WordPress投稿の準備をしたり、サムネイル指示を作ったり、作業メモを残したりするにはかなり便利です。
このブログでは、WordPressの再構築後、記事作成、サムネイル、投稿予約、アフィリエイト導線、スケジュール管理まで、Codexと一緒に進めています。
この記事では、非エンジニアのクリエイターがCodexをどう使えばよいかを、実際のブログ運営で試したことをもとにまとめます。
この記事でわかること
- Codexがどんなツールなのか
- 非エンジニアでも使える場面
- ブログ運営での使い方
- Web制作やデザイン作業での使い方
- 実際にこのブログで作ったもの
- 最初に頼むとよいこと
- 任せすぎないほうがいいこと
- 保存して使えるプロンプト例
まず3行で結論
Codexは、コードを書く人だけのものではなく、制作作業を整理する相棒としても使えます。
非エンジニアなら、まず「記事作成」「ファイル整理」「作業手順化」「WordPress投稿準備」のような具体的な作業から頼むのがおすすめです。
ただし、最終判断、実体験、デザインの良し悪し、公開判断は自分で見る必要があります。
この記事は前回のCodex記事と何が違うのか
このブログでは、すでに「非エンジニアのデザイナーがCodexを使っている話」という記事を書いています。
そちらは、私がCodexをブログ運営や制作でどう使っているかを、実体験の記録としてまとめた記事です。
今回の記事は、もう少し入門者向けです。
「Codexってエンジニアじゃなくても使えるの?」
「最初に何を頼めばいいの?」
「ブログやWeb制作では、具体的にどこで役立つの?」
こうした疑問に答えるために、使い方を整理しています。
つまり、前回の記事が体験談だとすると、この記事は使い方ガイドです。
実際にこのブログでやっている作業を例にしながら、非エンジニアでも始めやすい使い方をまとめます。
Codexとは何か
OpenAIの公式発表では、Codexはクラウドベースのソフトウェアエンジニアリングエージェントとして紹介されています。
コードベースについて質問したり、機能を書いたり、バグを直したり、変更案を作ったりするためのツールです。
また、Codexはファイルを読んだり編集したり、テストやコマンドを実行したりできると説明されています。
つまり、本来はエンジニアの開発作業を助けるための道具です。
ただ、私が実際に使って感じているのは、Codexの強みは「コードを書くこと」だけではないということです。
プロジェクトの中にあるファイル、ルール、記事、画像、スケジュールを見ながら、作業を前に進められる。
ここが、クリエイターにも使いやすいポイントです。
非エンジニアでも使える理由
非エンジニアがCodexを使いやすい理由は、自然な言葉で依頼できることです。
たとえば、次のように伝えられます。
- 次の記事を書きたい
- この方針でサムネイル指示を作って
- 既存の記事と同じ形式に整えて
- WordPressに貼りやすい形にして
- 今のスケジュールとズレていないか確認して
- アフィリエイト導線を自然に入れて
- 公開前チェックをして
これらは、プログラミングというより制作進行に近い作業です。
デザイナーやブログ運営者は、文章、画像、Web、公開作業をまたいで動くことが多いです。
Codexは、その作業のつながりを整理するのに向いています。
実際にこのブログでCodexに任せていること
ここからは、実際にコレやすブログでCodexに任せていることを具体的に書きます。
ただ「便利です」と言うだけだと、少しふわっとします。
私の場合、Codexにはかなり現実的な作業を頼んでいます。
たとえば、記事を作るときは、まずテーマを決めます。
そのあと、Codexに既存の記事形式を見てもらい、タイトル、SEO設定、本文、WordPress投稿情報、サムネイル指示まで同じ型で作ってもらいます。
このとき大事なのは、毎回ゼロから作らないことです。
コレやすブログには、記事の型があります。
- SEO設定
- WordPress投稿情報
- 本文
- この記事でわかること
- まず3行で結論
- 私ならこう使う
- まとめ
Codexは、この型に合わせて記事を整えるのが得意です。
さらに、WordPressに貼りやすいブロック形式のファイルも作っています。
本文だけでなく、投稿作業の一歩手前まで整えられるのが助かります。
サムネイルも同じです。
このブログでは、16:9、文字なし、ロゴなし、フラットなベクター風、細めの黒線、オレンジのアクセントというルールを決めています。
Codexには、そのルールに沿って記事ごとのサムネイル指示を作ってもらっています。
つまり、Codexを「文章を書くAI」としてだけ使っているわけではありません。
記事、画像、投稿準備、スケジュール、内部リンク、収益導線まで、ブログ運営の流れを整理するために使っています。
下書きで止める判断にも使える
最近、Photoshop、CapCut、Adobe Fireflyの記事を3本作りました。
どれも市場としては良さそうなテーマです。
Photoshopカテゴリを作れる。
動画編集カテゴリの入口になる。
Adobe FireflyはAIとデザインのテーマに合う。
でも、途中で「これは実体験とスクショが必要だ」と判断しました。
そのため、3記事ともすぐ公開せず、ローカル下書きとして保持しています。
これは、Codexを使っていて良かった点のひとつです。
AIは、ある程度それらしい記事を書けます。
でも、実際に自分で触っていない記事は、読者にとって弱くなります。
特にPhotoshopや動画編集のような実践系記事では、画面のスクショ、作業時間、つまずいたところ、うまくいかなかった点が大事です。
Codexは記事を作るだけでなく、「これはまだ公開しないほうがいい」と判断する材料にもなります。
公開する記事と、実体験待ちで止める記事を分ける。
この使い方は、AIでブログを作るうえでかなり大事だと思います。
ブログ運営で使えること
ブログ運営では、Codexに頼めることがたくさんあります。
まず、記事テーマの整理です。
キーワード、読者の悩み、タイトル案、見出し構成を一緒に考えられます。
次に、本文の下書きです。
ただし、ここで大事なのは、AIに丸投げしないことです。
コレやすブログでは、AIで下書きし、自分の実体験や実践レビューを足す方針にしています。
最近も、Photoshop、CapCut、Fireflyの記事を作りましたが、実際のスクショや作業感が必要だと判断して、いったん下書きで止めました。
これはかなり大事な判断だったと思います。
AIでそれっぽく書けても、自分で試していない記事は弱いです。
Codexは、下書き、整理、準備には強い。
でも、体験そのものは自分で入れる。
この分担がちょうどいいです。
この考え方は、別記事の「AIで記事を書くときに丸投げしないためのルール」ともつながっています。
AIは下書きを速くする道具です。
でも、記事の信用を作るのは、自分の体験です。
Web制作で使えること
Web制作でも、Codexは使えます。
たとえば、サイト構成を整理するときです。
トップページに何を置くか。
カテゴリをどう分けるか。
プロフィール、問い合わせ、プライバシーポリシー、運営者情報をどう整えるか。
こうしたWeb制作の作業は、考えることが多いです。
Codexに相談すると、抜け漏れをリスト化したり、優先順位をつけたりできます。
また、HTMLやCSSを触る場面でも役立ちます。
非エンジニアでも、ちょっとした表示崩れ、余白調整、リンクの確認、ファイル整理などは発生します。
そういうときに、いきなり自分だけで調べ続けるより、Codexに状況を説明して一緒に確認するほうが早いことがあります。
ただし、本番サイトの重要な変更は慎重に進めたほうがいいです。
バックアップ、確認環境、変更前後の比較は必要です。
デザイン作業で使えること
デザイン作業では、Codexは直接デザインソフトを操作するというより、考えを整理する役として使いやすいです。
たとえば、サムネイルのルールづくりです。
コレやすブログでは、16:9、文字なし、ロゴなし、フラットなベクター風、細めの黒線、オレンジのアクセント、カテゴリ別の淡色背景というルールを決めています。
このルールがあると、記事ごとのサムネイル指示を作りやすくなります。
Codexには、記事タイトルやカテゴリに合わせて、サムネイル用のプロンプトを作ってもらえます。
また、制作メモの整理にも使えます。
なぜこのデザインにしたのか。
どの色を使うのか。
どのルールを守るのか。
次に改善するならどこか。
こうしたメモを残しておくと、あとで記事にもできます。
Codexに頼むときのコツ
Codexに頼むときは、ふわっと頼むより、条件を渡したほうがうまくいきます。
たとえば「記事を書いて」だけだと、一般的な文章になりやすいです。
それよりも、次のように伝えるほうが使いやすいです。
- 誰向けの記事か
- どのカテゴリの記事か
- 自分の実体験として何を入れられるか
- どの記事と内部リンクしたいか
- 広告リンクを入れるかどうか
- 公開まで進めるか、下書きで止めるか
特に大事なのは、「公開まで進めるか、下書きで止めるか」です。
実体験が足りない記事は、無理に公開しないほうがいいです。
逆に、すでに体験がある記事なら、投稿予約まで一気に進められます。
Codexは作業を進める力が強いので、最初にゴールを決めておくと安心です。
最初に頼むとよいこと
初めてCodexを使うなら、いきなり大きな作業を頼まなくていいと思います。
まずは、小さく具体的な作業から始めるのがおすすめです。
たとえば、次のような依頼です。
- このブログ記事の構成を作って
- このテーマで読者が知りたいことを整理して
- WordPress投稿前のチェックリストを作って
- サムネイルの方向性を3案出して
- この文章を見出しごとに整理して
- 次にやる作業を順番に並べて
- この記事に足りない実体験を洗い出して
特におすすめなのは、「足りない実体験を洗い出して」と頼むことです。
AIで記事を書くと、きれいだけど自分らしさが薄い文章になりがちです。
そこで、Codexに「この記事で実体験として足すべきこと」を出してもらうと、公開前のチェックに使えます。
保存して使えるプロンプト
私なら、非エンジニアのクリエイターがCodexを使うとき、次のようなプロンプトから始めます。
この記事の中で一番保存しておいてほしい部分です。
ブログ記事だけでなく、Web制作、サムネイル制作、提案資料づくりにも使えます。
あなたは、非エンジニアのクリエイターを支える制作アシスタントです。
私はブログ運営、デザイン制作、Web制作、サムネイル作成、収益導線の整理を進めています。
コードの専門知識は深くありませんが、実際に自分で試したことを記事にして、読者に役立つ形で残したいです。
以下のテーマについて、作業を進めやすい順番に分解してください。
テーマ:
想定読者:
この記事で伝えたいこと:
自分の実体験として入れられること:
スクショや素材として用意できるもの:
公開まで進めるか、下書きで止めるか:
最後に、AIっぽくならないように足すべき実体験も教えてください。
このプロンプトのポイントは、「実体験として入れられること」を先に聞いているところです。
AIに記事を作らせるだけではなく、自分の経験をどこに入れるかを最初に決めます。
これだけで、記事の質がかなり変わります。
ブログ運営でのおすすめ依頼例
もう少し具体的に、ブログ運営で使いやすい依頼例もまとめておきます。
この記事を公開前チェックしてください。
確認してほしいこと:
- タイトルが検索意図に合っているか
- 本文が一般論だけになっていないか
- 自分の実体験が足りているか
- 内部リンクを入れるべき記事があるか
- 広告リンクが不自然ではないか
- 公開してよいか、下書きで止めたほうがよいか
この依頼はかなり使いやすいです。
AIで記事を書くと、どうしても「形は整っているけど薄い」状態になることがあります。
公開前にこのチェックを入れると、足りない部分が見えやすくなります。
任せすぎないほうがいいこと
Codexは便利ですが、何でも任せればいいわけではありません。
まず、公開判断は自分で見る必要があります。
記事の内容が本当に自分の体験と合っているか。
読者に誤解を与えないか。
広告リンクが不自然ではないか。
ここは自分で確認したほうがいいです。
次に、最新情報の確認です。
CodexやChatGPT、Adobe、Canva、WordPressなどのサービスは変化が早いです。
料金、機能、画面、規約は変わることがあります。
記事を書くときは、公式情報を確認し、本文では「執筆時点では」「公式情報を確認してください」といった表現を入れるのが安全です。
最後に、デザインの最終判断です。
Codexがサムネイル案を作っても、それがこのブログらしいかどうかは自分で見ます。
AIは、作業を進める力があります。
でも、ブランド感や読者への伝わり方を最終的に決めるのは人です。
私ならこう使う
私なら、Codexは「作業を進める相棒」として使います。
まず、テーマを相談します。
次に、記事構成を作ります。
本文の下書きを作り、足りない実体験を洗い出します。
必要ならサムネイル指示を作り、WordPressに貼れる形へ整えます。
最後に、公開前チェックをします。
この流れで使うと、ブログ運営がかなり楽になります。
特に、自分ひとりだと後回しにしがちな作業を前に進められるのが大きいです。
記事スケジュールの更新。
内部リンクの確認。
アフィリエイト導線の整理。
スクショ待ちの記事を下書きで止める判断。
こうした細かい作業を一緒に管理できるのが、Codexの良さだと思います。
あわせて読みたい記事
このテーマに近い記事も、あわせて読むと流れが分かりやすいです。
- 非エンジニアのデザイナーがCodexを使っている話
- ChatGPT Plusはブログ運営に必要?実際に使っている用途まとめ
- AIで記事を書くときに丸投げしないためのルール
- ChatGPTでブログ記事の構成を作る方法
Codex単体で考えるより、ChatGPTやブログ運営全体の流れと合わせて考えるほうが使いやすいです。
参考にした公式情報
- OpenAI「Introducing Codex」: https://openai.com/index/introducing-codex/
まとめ
Codexは、エンジニアだけのツールに見えるかもしれません。
でも、非エンジニアのクリエイターでも、かなり使い道があります。
ブログ記事の構成、本文下書き、サムネイル指示、WordPress投稿準備、作業メモ整理、公開前チェック。
こうした制作まわりの作業を、会話しながら進められます。
大事なのは、AIに丸投げしないことです。
自分の実体験を入れる。
スクショを撮る。
最終判断は自分で行う。
そのうえでCodexを使うと、制作やブログ運営のスピードはかなり上がります。
非エンジニアだから使えないのではなく、非エンジニアだからこそ、作業を整理してくれる相棒として使える。
私はそう感じています。
